不利を感じられるか、受け入れられるか

サービス業をされている方とオンラインでの面接についての話をしました。

そもそものところで言うと、私はオンライン面接に大賛成という立場です。

コロナ禍によりこれが進んだのは非常によいことで、面接を受ける側、面接官側双方にメリットがあることだと思ってます。これは遠方でも楽に話せるよねということだけでなく。

 

ただ、サービス業は別ではないかと。

人と会うことが仕事の大部分を占めているのであれば、会わないとわからない要素を見極めるのは重要だと思います。

そしてそれをわかっているからこそ、サービス業の面接は対面が多いのだと思います。

 

そこで、コロナ禍で、新たなオミクロン種も出てきて怖いのはわかる。遠方に住んでいるのもわかる。

ただ、それを理由に面接をオンラインにしてほしいという要望を出すのは自らを不利な状況に送り込んでいると自覚して欲しい。

 

コロナ禍で出社できない人は、出社が必要な仕事には就きずらい。それは自覚してほしいのです。

とても素敵な人なのかもしれない。聡明な人かもしれない。魅力あふれる人かもしれない。

でも対面が必要な場面、例えば接客や介護などはオンラインではできないんです。サービス業に限らず工場などで製造されている人や、工事現場にいる人などリアルにそこにいる必要があるんです。

リアルにそこにいる必要がある仕事を選びたいならオンラインに頼るという行為は不利になるということをわかって欲しい。またそれでもオンラインでの面接を希望するなら、他に対面の面接をする人たちに比べて不利になることをわかってほしい。

 

職業選択の自由は少なくとも言葉上は存在しています。自身の考え方と、それが通用する仕事なのかは考えて就活してほしいものです。