研究者になるために

すごい久しぶりの記事。

メモする習慣がないのがよくないのだろう。

これ書こう!と思っていたことをふと思い出したので。

 

理系の学生から修士に進むかという話がよく出ます。

好きにしたらよいとは思いつつ、下記の条件をクリアするならしなくてよいと思っていいのかな、と。

個人的には「する」前提の方がよいと思ってます。

 

まず、研究者になろうと思わないこと。

修士は企業の研究職に就くための練習として行くべきところです。

答えがないものに対して調べ、作って、検証する、この流れに自分がどれだけ耐えられるかを比較的安全な場所で経験することはプラスに働くこと間違いなしです。

この経験をしない、行き詰まったときに突き進めるタイプの人間なのかの判断ができていない、というままで研究職に行くと、最悪心をやられます。

 

どこで戦えば勝てるかを考えていること、またその覚悟を持っていること

学卒だらけで争う文系と異なり、理系という舞台で戦うのであれば学卒は修士と同期になって争うことになります。

同じ土俵で戦おうとするとさすがに分が悪いです。

もちろん修士でも大したことない人は多いですが、自分が勝てる土俵を知らない学卒が修士より上になる確率は高くないです。

 

一方で学卒でも修士とるくらいの経験をしている人はいます。

きちんと勉強して、ある分野で修士以上の知識を得ている人もいます。

社会に出たら成長し続けないといけない時代。

自分が世の中でどのような価値を持っているか、知らない状態で乗り込むにはリスクが高い。

そして、修士の方が重宝されがちな世の中。2年何かの経験しているわけですから、それを逆転できる何かを持っていないと、なかなか希望は叶いにくいですよね。